血液をサラサラにする食べ物や飲み物について!ドロドロを改善する栄養成分は?
前回は自分の血液がサラサラかドロドロなのかを健康診断や
血液検査で判断する数値やドロドロになる原因について
書きましたが
今回は血液をサラサラにする食べ物や飲み物を紹介しますが
それらに含まれるサラサラにする栄養成分も一緒に紹介します。
血液をサラサラにする食べ物
①サバやアジなどの青魚
血液サラサラ効果以外には
高脂血症の改善や血中コレステロールを
抑制する効果などもあります。
②納豆
ナットウキナーゼや抗酸化成分の
大豆イソフラボンにも血液サラサラ効果が。
ナットウキナーゼは納豆だけに含まれる成分で
高血圧の予防や改善、
脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ効果が期待されます。
③タマネギ
ポリフェノールの一種で抗酸化成分のケルセチンに
血液サラサラ効果があります。
最近は酢タマネギが流行っていますが酢のクエン酸や酢酸にも
血液サラサラ効果があるので
タマネギのケルセチンとのダブル効果が期待できます。
③もち麦
もち麦は大麦の一種で、もともと水溶性食物繊維が
多く含まれている大麦の中でも一番豊富に含まれています。
食物繊維は腸をきれいに掃除したり、
コレステロールの吸収を抑制することで
血液がサラサラになる。
不溶性よりも水溶性食物繊維の方がサラサラ効果があると
言われています。
もち麦は大麦の中でも一番食べやすいと言われていますが
ほとんど栄養価の無い白米に3割程度もち麦を混ぜて
食べてみて、慣れてきたら徐々に割合を増やしてみてください。
⑤クルミ
クルミはαリノレン酸とビタミンEが豊富で
ナッツ系では断トツでαリノレン酸と
αリノレン酸は先程紹介したDHAやEPAと同じ
オメガ3系脂肪酸の一種ですが
αリノレン酸の一部(10%程度)がDHAやEPAに
変換します。
その他にも抗酸化成分のポリフェノールも多く含まれています。
抗酸化成分は抗酸化成分は老化の原因となる活性酸素を除去することで
血液や血管を健康にしてくれる作用があります。
ナッツ類では健康に良いと言われるアーモンドよりも
血液サラサラにはクルミがおすすめです。
えごま油、アマニ油、グリーンナッツオイル、
チアシードオイルにはオメガ3系脂肪酸の
αリノレン酸が多く含まれています。
先程紹介したようにαリノレン酸の一部は
変換します。
※チアシードオイルに一番多くαリノレン酸が含まれています。
オリーブオイルやアボカドオイル、
アーモンドオイルには
血液をサラサラにする脂肪酸である
オレイン酸が多く含まれています。
そしてこれらのオイルには血液サラサラ効果のある
ビタミンEが豊富に含まれています。
(中でもアボカドオイルはビタミンEが豊富です)
⑧シナモン
これは血液をサラサラにするというよりも
毛細血管を丈夫にしたり老化を防いでくれます。
毛細血管の外側と内側の細胞をくっつける成分である
Tie2を活性化させると毛細血管が丈夫になりますが
これを活性化させる代表的な食べ物はシナモンです。
血液をサラサラにする飲み物
血液をサラサラにしてくれる飲み物には
強い抗酸化成分があるカテキンを多く含む緑茶も
効果がありますが
お茶の中で一番のおすすめはルイボスティーです。
シナモンと同様にTie2を活性化する働きがあり
毛細血管を丈夫にしてくれます。
その他にもタマネギに多く含まれる血液をサラサラにする成分の
ケルセチンや強い抗酸化成分のSOD様酵素
含まれているので、
「血液をサラサラ」と「毛細血管を丈夫にする」といった
ダブルの効果が期待できます。
ルイボスティーはノンカフェインなので、妊婦さんやお子さんも
飲みやすいですし、
ミネラルもお茶の中では断トツに多く含まれています。
②黒酢
お酢にはクエン酸や酢酸が含まれていて血液を
サラサラにする作用がありますが
その中でも一番おすすめは黒酢です。
黒酢の酢酸が体に吸収されて細胞に入ると
「アデノシン」という物質が体内に分泌されます。
このアデノシンには血管を膨張さぜる効果があり
全身の血液の流れを良くするので
血液サラサラ効果が期待できます。
その中でアミノ酸の一種であるアルギニンも
血管を拡張させる働きがあります。
今日紹介した中ですぐに取り入れてほしいのは食用油です。
サラダ油を使用している方はえごま油などのオメガ3系脂肪酸の食用油か
オリーブオイルなどのオメガ9系脂肪酸の食用油に変えてみてくださいね。